MS(多発性硬化症)とともに~生きる

10代後半から多発性硬化症と付き合ってきました。 今日1日を精一杯生きる~そして明日へと繋ぐ~

再々手術

このままだと外反母趾が酷くなりそうで、また再発しそうで、先生に手術をしたい意向を伝えた。 先生はかなり後ろ向きだったが、自分の状態は自分が一番分かっているからと思い、私はねばった。今回手術しなくて、暫くしてまた手術というのはごめんだと思った…

再手術

7月7日に入院して、8日に右足の外反母趾の再手術を行った。 順調に終わったが、右足はかかとで歩くように言われ、直ぐに実行した。 適当な履物がなく、幅が狭い履物を履いていたせいか、また外反母趾が出てきたように思えたので、売店に行って少しゆるゆる…

忍耐のなさ

左足が赤く熱を持っていると思えば、今日は腫れが引いているなと思う毎日が続いていた。その間はイライラしている自分がいた。気分がすぐれず、手術にも踏み切れない。 イライラしている自分が嫌になり、さらに気分が落ち込む。情けない自分を見なければなら…

ちょっとお休み

3月初めから両足外反母趾手術のため入院。 5月28日に退院しましたが、左足の感染が治らず、通院して様子見。 今度は右足のきれいに出来た足が再発して再手術。 そのため書く気にならずお休みしました。

軽井沢でのキャンプ

聖書は分からないものの、読んでいるうちに人間によって書かれたものではないことが否定できなくなっていた。中学の頃から目に見えない大いなるものに祈っていたものが聖書の神だったのかと思うようになった。 私母を連れて、上高地に行くことを口実に丁度夏…

聖書研究会

20代後半くらいからの私の人生はこれ以上悪くならないと思えるほど最悪だと思われた。そんな時、朝バス停でバスを待っていると、ちょっと苦手な人に出会った。無口で話すのが苦手な私は、何か話さねばいけないと思わず「私、三浦綾子の道ありきを読んだの」…

尿が出ない

20代後半になって、ロッカーで今日は顔が丸いね、今日はそうでもないね、と言われるようになった。 そうかなぁと思いながら、尿が出にくいのに気付いた。腎機能の検査をしても異常がなかった。 その頃、いち早くKK病院に神経内科が出来たので受診してみた。…

母との時間

私は大学入試に失敗して母の期待を裏切ったことから、母に申し訳ないとずっと負い目を負っていた。だから、母を喜ばすために一生懸命だった。 まずしたのは忘年会。青春時代のなかった母にとっては嬉しいことだったみたいだ。 そして、母の好きな旅行。最初…

2度目の手術

4月12日(月)、反対側の左足の外反母趾の手術が行われた。 今回は9時半からだったから、それまでにお風呂(シャワー)に入っておかなければならないから焦った。 この間は入院して次の日が手術だったので考える間もなくされるままだった。 今回は入院し…

免疫細胞検査室

今までの生理検査と違って、全く新しい分野の仕事だった。学校でも習っていない。 その頃、急速に免疫学が進歩した時代で、白血病や悪性リンパ腫、多発性骨髄腫など血液の悪性腫瘍のための検査室だった、というか研究室と言ってもよいくらい特殊な検査を行っ…

卒業してから

地元に帰り、臨床検査技師として2つの病院を受けて2つとも合格したが、公務員の病院はやめて、より先進的な感じのしたKK病院を選んだ。 私は機能検査室という所謂生理検査室に配属させられた。心電図、脳波、肺機能、ガス分析などを検査する部署だった。ガ…

成績表

子供の頃はとにかく身体が弱かった。肺炎を5.6回、自家中毒(子供の自律神経失調症)を14.5回はして、医者がよく往診に来ていたのを覚えている。母はこの子は育たないかもしれないと思ったと言う。でも、母の愛情をたっぷり受けて育った。 小学校に上がると…

医療短大の頃

K大の医療技術短期大学部の衛生技術科に入学、将来臨床検査技師になる学科だ。 入学したものの何のやる気もなく無気力だった。結局女の子は可愛ければいいのよね、と勝手に折り合いをつけて「ぶりっこ」をやっていた。 授業はいい加減で仲間と途中で抜け出し…

17歳の時

2001年にK大学病院でMSの診断がついた後に分かったことだが、大学病院に入院中、市民公開講座があった。それは、MS(多発性硬化症)に関するもので、「こんな症状はありませんか」というパンフレットがあった。それに、人の言っていることがわからないet…

痛覚

前に骨折した際、痛みをほとんど感じなくて痛覚が無いことに気付いたことを書いた。 今回の手術後もほとんど痛みは感じなかったから、先生に痛覚が無いかも知れないと伝えた。 神経内科では爪楊枝でチクチク刺して痛覚を調べる。私は刺しているのはわかるが…

手術

3月3日、11時から右足外反母趾の手術が行われた。 手術時間は2時間半程であった。全身麻酔だったので、あっという間だった。術後は眠くて朦朧としていた。 私は普段から酸素飽和度SpO2が95前後と低かったせいか、術後は84〜88とかなり低く夜中じゅう酸素を吸…

WiFiがない

入院前から確認していたのだが、病院が古いのでWiFiがなかった。 それでも以前から使っていたスティック型でPCに差し込む端末があったので安心していた。 でも実際差し込んでみても反応がない。 iPhoneで調べてみると、E--Mobile の営業は大分前に停止されて…

カウントダウン

入院、手術日までのカウントダウンに入った。 3月2日入院、翌3日手術、右足外反母趾の手術で「骨切り術」(Mann法)というものだ。 今までは外反母趾用の靴をあつらえて何とかなっていたが、日常でも痛くなったので手術を決心した。 手術は嫌ではないけれ…

ウートフ徴候

厚生労働省の情報では、Uhthoff(ウートフ)徴候、これは、体温の上昇に伴って神経症状が悪化し、体温の低下により元に戻るものである、と書かれてある。 私にはこの兆候があるらしい。 この冬から(これまではシャワーのみ)湯船にお湯をためて半身浴をする…

聖歌309番

聖歌309番は病気の診断がつかなくて一人悩んでいる時に、この曲を歌いながらひたすら病名を待ち望んでいた。 歌詞は 1.静かに待てわが霊(たま)よ かたもつ神はませり しのびて十字架をになえ なが神助けたまわん いばらの道のかなたに たえなる喜びあり 2…

母のぬくもり

昨日、不思議なことがあった。 夕食を食べながらTVを見ていたら、いつの間にか眠っていた。 気が付くと全豪オープンテニスの男子準決勝戦があっていた。ということは0時を過ぎていた。ロシアのメドベージェフとギリシャのチチパスが戦っていた。観客を入れて…

私たち、どうなるの?

昨年の9月頃、ネットで薔薇を3本注文していた。入荷次第送ると書いてあった。 でもあまり長く送られてこないので、忘れられているものとばかり思っていた。 すると今年になって、いきなり薔薇の苗が送られてきた。 外は寒い。お庭に出ることもずっとためらっ…

ロフストランド杖

今までステッキ型の杖を使っていたが、うまく身体が支えられなくて前屈しておばあさんのようになるので、骨折した時に使っていたロフストランド杖を使うことにした。 これだと安定感があり、体重も十分かけられる。多発性硬化症が再発してから、身体を支える…

40年振りの電話

LINEに自然と登録されている人に、「LINEしてますか?」と聞いてみた。相手がLINEをしてないと、いくら書き込んでも既読にならないからだ。 病院に就職したばかりの時一緒だった人に思い切って書き込んでみた。すると返事がきた。今は花粉症で大変だと書いて…

手術

2月10日(水)に左眼の眼瞼下垂手術をした。 これまでに何回手術をしただろうか。 最初にしたのが小学校6年生で逆まつげの手術だ。そういう小さい手術を入れたら10回以上はしている。大きな手術は乳がん、卵巣嚢腫、足首の骨折、第5腰椎すべり症と脊柱管狭…

ジャクリーヌ・デュ・プレ

クラシックが好きな方は知っているかもしれないが、ジャクリーヌ・デュ・プレは英国の天才チェリストであった。16歳でデビューし世界中を演奏旅行で飛び回りを、21歳で有名な指揮者であるダニエル・バレンボイムと結婚。26歳で「多発性硬化症」と診断…

ご褒美

昨年12月から辛いことが多く、今年になってプレドニン(ステロイド)をかなり急速に減らしたので私としては身体がついていかずに大変だった。 それで食べたいものが食べたい!と思って「さとふる」でカニを探してみた。 北海道の何市か忘れたが、生ズワイ…

パルスオキシメーター

私は大分前に肺塞栓症(PE)と深部静脈血栓症(DVT)をしたので、パルスオキシメーターはその頃から持っていた。 先々週の日曜日、胸の下あたりが急に紐かベルトのようなもので締め付けられる感じがあって痛く苦しくなった。その時、パルスオキシメーターが…

なんとまあ!

昨日日曜日のことだが、お昼ごろトイレに行ったら排尿痛がする。 尿コップ(膀胱炎の既往があるのでネットで取り寄せている)に取ったら、明らかに白濁している。またトイレに行く。また排尿痛があるの繰り返しで膀胱炎に間違いない。 そこでどうしようかと…

ブログの移行

今まで書いていたブログが急に投稿できなくなって、このブログに移行した。 無料で出来るブログは結構沢山あって、どのブログにしようかと迷った。 最初はbloggerというちょっと技術のいるブログに最近の記事を移してみたが、何となく気に入らない。 という…