1月6日の受診①
O病院は9時の予約だったので、朝早く出た。
O病院では肺塞栓症(PE)と深部静脈血栓症(DVT)いわゆるエコノミークラス症候群と、低血圧症でかかっている。
PEとDVTは2011年、九州大学病院に入院している時になった。何か息苦しさを感じて先生に訴えた。動脈採血(血液ガス)をして酸素の圧(PaO2)がかなり下がっていた。またMDCTという造影剤を使ったCTで診断され、血栓を溶かすヘパリンの持続点滴で治療した。
それ以来、血液サラサラの薬(ワーファリンではない)を処方してもらっている。
担当医のK先生は元々KK病院に在籍していらしたが、私が「治験コーディネーター」として働いていたので、PEとDVTの治験を一緒にした関係であった。PEとDVTになった時、まさか自分が担当した治験の病気になるなんてと思ったもんだ。
診察室に入ると、先生からいきなり「大変だったね。Facebookで読んだよ。」と言われた。
そうだ、12月に起きたこと、事細かに書いていたのを思い出した。
先生とはFacebookで繋がっており、チャットで血圧のことや何でも相談していいからと言ってくださる優しい先生だ。
そのことを看護師さんが聞いて、先生チャットされるんですか?と問われ、これは先生と私の秘密事項にしておこうと思った。
KK病院の神経内科の診察は午後2時半、私は時間をつぶすためにデパートに向かった。