MS(多発性硬化症)とともに~生きる

10代後半から多発性硬化症と付き合ってきました。 今日1日を精一杯生きる~そして明日へと繋ぐ~

ステロイドの副作用

 副作用は多岐にわたる。

◆浮腫

◆耐糖能異常(糖尿病)

◆脂質代謝異常(高脂血症)

骨粗鬆症

◆消化性潰瘍

◆筋力低下

◆ムーンフェイス(お月様顔貌)

◆中心性肥満

◆精神症状

◆にきび

◆低カリウム血症

その他にも色々ある。

この中でも嫌なのはムーンフェイス…これは絶対避けられない、でもそうならない人もいるらしい。

そして「糖尿病」だ。

10年以上前、九大病院にかかっていた時にステロイド性糖尿病になってしまった。最初は内服薬で治療していたが効果がわかり難く、自らインシュリンを希望した。インシュリンは体内にあって効果が早いと思ったからだ。家に帰って、私は毎日血糖値を測りメールで糖尿病の主治医に送った。おじいちゃん先生だったが、インシュリンを何単位打てばいいか送ってくださった。

ステロイド性糖尿病は午前中は低いが夜になると急激に上がる。290とか300という値を見て夕食が出来なくなった。それでも夕食は摂りなさいと言われた。そうしているうちに私は糖尿病から脱出できた。血糖が高い時、頭が朦朧としていたような気がする。あの気持ち悪さだけは忘れられない。

あの先生には感謝している。

       

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