母のぬくもり
昨日、不思議なことがあった。
夕食を食べながらTVを見ていたら、いつの間にか眠っていた。
気が付くと全豪オープンテニスの男子準決勝戦があっていた。ということは0時を過ぎていた。ロシアのメドベージェフとギリシャのチチパスが戦っていた。観客を入れての試合だったから、大きな声援が聞こえた。
私の頭はぼんやりとしてそれを見ていると、横に母がいる気配がした。
母ってテニスがわかるんだっけ、と思いながら、話しかけるとどこかへ行ってしまうような気がして話しかけられなかった。母は何の違和感もなくそこにいた。母のぬくもりを感じた。
頭がはっきりしてきて、チチパスが負けそうだと思って応援の気持ちが湧いてくると、母はいなくなった。
私のことが心配なんだろうな、今度足の手術をするから・・・。
束の間でも母に逢えた気がして嬉しかった。母のぬくもりっていいなぁ。
春の到来を告げるスノードロップ