再々手術
このままだと外反母趾が酷くなりそうで、また再発しそうで、先生に手術をしたい意向を伝えた。
先生はかなり後ろ向きだったが、自分の状態は自分が一番分かっているからと思い、私はねばった。今回手術しなくて、暫くしてまた手術というのはごめんだと思ったのだ。今手術する方が、あとからのリスクを背負うよりマシだと思った。
人によっては2度も切るなんて…と思うだろうが、鬱陶しい状態は短い方がいい。
先生は私が悩むことがストレスになり、MSに悪いと判断して手術に応じてくださった。
今回は骨を削ったので、術後の痛みが今までで一番ひどく、出血も多かった。
でも、そんなことはどうでもよかったのだ。私にとっては治りさえすればいいのだ。
忍耐のなさ
左足が赤く熱を持っていると思えば、今日は腫れが引いているなと思う毎日が続いていた。その間はイライラしている自分がいた。気分がすぐれず、手術にも踏み切れない。
イライラしている自分が嫌になり、さらに気分が落ち込む。情けない自分を見なければならない。6月はそんな1か月だった。
気は長い方だし、忍耐力もあると思っていたが大間違い。自分の本質を見る羽目になった。
右足の外反母趾が少し悪くなって手術を決めたら、前に進めるような気がした。
やはり一人で家にいると不安なのだ。でも、調子が悪い時は不機嫌な自分を人に見せることになるから、やはり一人の方がいい。相矛盾する状態が居心地を悪くした。
今は入院して、少し落ち着いている自分がいる。